PCXの納車、おめでとうございます!ピカピカの新しい車体を前に「この輝きをいつまでも保ちたい」と誰もが思うはずです。
そこで真っ先に悩むのが、PCXにコーティングが必要かどうか、ではないでしょうか。特に新車時に施工すべきか、PCX ガラスコーティングの費用は一体いくらかかるのか、といった具体的な疑問や、PCXの正しい洗車 方法、とりわけデリケートなPCX マット塗装の手入れはどうすればいいかなど、PCXの新車でやることは意外と多いものです。
この記事では、コーティングの必要性から日常のメンテナンス術まで、あなたのPCXの美観を末長く保つための秘訣を徹底解説します。
- PCXに新車コーティングが必要な本当の理由
- ガラスコーティングの種類と専門店・DIYの費用相場
- マット塗装を傷つけない正しい手入れと洗車方法
- 未塗装樹脂(黒い部分)の白化を防ぐメンテナンス術
PCXにコーティングが必要な理由と種類

新車購入時に「オプションでコーティングはいかがですか?」と勧められることも多いですが、果たしてPCXのようなスクーターに、数万円もするコーティングは本当に必要なのでしょうか。結論から言えば、PCXの美しい外装、特にダメージを受けやすい樹脂パーツやデリケートなマット塗装を長期間保護するためには、非常に有効な「投資」となります。ここでは、コーティングの必要性から、現在主流であるガラスコーティングの種類、そして「プロにお任せ」と「自分で挑戦」のメリット・デメリットまでを、詳しく掘り下げていきますね。
- PCXに新車コーティングは本当に必要?
- ガラスコーティングのメリット・デメリット
- 専門店施工とDIYの費用・効果比較
- ワックスや簡易スプレーとの違いは?
PCXに新車コーティングは本当に必要?
「PCXにコーティングが必要か」と問われれば、その答えは「美しい状態を、最小限の手間で、できるだけ長く維持したいなら、強く推奨します!」です。
PCXは通勤・通学・レジャーと、日常の「足」として酷使されることが多いバイクです。それはつまり、紫外線、酸性雨、鳥のフン、虫の死骸、道路から跳ねるタール、ブレーキダストといった、塗装へのあらゆる攻撃に毎日さらされ続けることを意味します。特にスクーターはカウル(外装)の面積が広く、その多くが塗装された樹脂パーツでできています。
新車時にコーティングを施工する最大のメリットは、塗装面がまだ一切のダメージを受けていない、「完璧な状態」を、硬いガラス質の被膜でバリア(保護)できる点にあります。納車から時間が経てば経つほど、目に見えない洗車傷や汚れの蓄積が進み、いざコーティングしようとしても、その下地処理(傷消しや磨き)に追加費用や手間がかかってしまうのです。
PCXに新車コーティングをおすすめする4つの理由
- 塗装の保護(色褪せ防止):
紫外線は塗装の大敵です。硬い被膜が紫外線をブロックし、特に鮮やかな色や黒色の「色褪せ」や「くすみ」を長期間防ぎます。 - 汚れの固着防止(防汚性):
鳥のフンや虫の死骸は強酸性で、放置すると塗装を溶かしてシミにしてしまいます。コーティング被膜が「身代わり」となり、塗装面への直接的なダメージを防ぎます。 - 洗車の手間が劇的に減る:
これがオーナーにとって最大のメリットかもしれません。被膜の力で汚れが固着しにくくなるため、普段は水洗いだけで泥やホコリが「するり」と落ちるようになります。洗車時間が大幅に短縮されます。 - 未塗装樹脂パーツの保護:
PCXに多用されているステップボード(足を置く部分)などの黒い樹脂パーツは、数年で白っぽく劣化(白化)してしまいます。コーティングは、この樹脂パーツの白化防止にも絶大な効果を発揮します。
このように、PCXの新車でやることリストの中でも、コーティングは「将来のメンテナンスの手間を減らす」そして「数年後の売却時の査定額を高く維持する」という2つの点で、非常に優先度の高い「未来への投資」と言えますね。
ガラスコーティングのメリット・デメリット

現在、バイクコーティングの主流は間違いなく「ガラスコーティング」です。これは、塗装面にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とする、非常に硬いガラス質の被膜を化学的に形成するものです。一昔前のワックスとは根本的に異なります。
最大のメリットは、その圧倒的な耐久性と保護能力にあります。
ガラスコーティングの主なメリット
- 圧倒的な耐久性:
施工方法や保管環境にもよりますが、専門店での施工なら1年〜3年、あるいはそれ以上効果が持続します。数週間や数ヶ月で効果が切れてしまうワックスとは、比較にならないほどの長寿命です。 - 高い防汚性(セルフクリーニング効果):
被膜表面が非常に滑らかになるため、汚れが塗装面に侵入・固着するのを防ぎます。軽い雨で汚れが一緒に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」も期待できます。 - 深い艶(つや)と光沢:
塗装本来の色に、まるで濡れているかのような「ウェットルック」と呼ばれる深い艶を与えます。PCXの高級感のある塗装を、さらに一段上のレベルに引き上げてくれます。 - 耐傷性:
被膜自体が非常に硬いため(鉛筆硬度9Hなどと表現されます)、自動洗車機やタオルでの擦り洗いによる「洗車傷」のような細かい傷が入りにくくなります。(※絶対に傷が入らないわけではありません)
まさに「鎧(よろい)」と呼ぶにふさわしい性能ですが、もちろん完璧ではなく、デメリットも存在します。
ガラスコーティングの主なデメリット
- 費用が高い:
最大のネックは価格です。特に専門店に依頼する場合、下地処理を含めると数万円単位の初期費用がかかります。 - 施工に時間がかかる:
DIYであれ専門店であれ、完璧な下地処理(脱脂や磨き)が必須であり、コーティング剤の塗布・乾燥・硬化を含めると、数時間〜1日以上の作業時間が必要です。 - やり直しが非常に困難:
一度硬化すると、被膜を剥がすのはコンパウンドで研磨するしかありません。DIYで施工に失敗し、ムラや拭き残しができてしまうと、素人ではリカバリーがほぼ不可能です。 - 水シミ(ウォータースポット)の問題:
特に撥水性の高いコーティングは、ボディの上で水玉ができやすく、その水玉がレンズの役割を果たして太陽光を集め、「イオンデポジット」や「ウォータースポット」と呼ばれる水シミの原因になることがあります。
これらの特性を理解した上で、ご自身の保管環境(青空駐車か、屋根付きか)や予算に合わせて導入を検討するのが賢明です。
専門店施工とDIYの費用・効果比較
「よし、じゃあコーティングをしよう!」と決めた時、次の悩みは「プロの専門店に任せるか」それとも「自分でDIY施工するか」です。これは予算と求めるクオリティによって、答えが変わってきます。
それぞれの費用相場とメリット・デメリットを、分かりやすく表にまとめました。
| 比較項目 | 専門店(プロ施工) | DIY(セルフ施工) |
|---|---|---|
| 費用相場 | 約30,000円〜70,000円 (PCXのサイズ、新車/中古車、下地処理の有無による) | 約3,000円〜10,000円 (コーティング剤、脱脂剤、クロスの購入費のみ) |
| メリット | ・完璧な下地処理(脱脂・磨き) ・専用の設備(照明・空調)による高品質な仕上がり ・ムラのない均一で厚い被膜 ・耐久性が圧倒的に高い(数年単位) ・施工の「手間」が一切かからない ・失敗のリスクがゼロ(補償がある) | ・圧倒的に費用が安い ・自分の好きなタイミングで施工できる ・愛車に自分で手をかける満足感が得られる |
| デメリット | ・初期費用が非常に高い ・バイクを数日間預ける必要がある場合も | ・下地処理が不十分だと効果半減 ・施工失敗のリスク(ムラ、拭き残しでシミになる) ・耐久性はプロ施工に劣る(数ヶ月〜1年程度) ・炎天下や風の強い日は施工不可 |
プロの施工店は、例えば一般社団法人 日本自動車コーティング協会(JACA)のような団体が存在するなど、高い技術力が求められる世界です。専用の照明設備の下で、新車であっても目に見えない油分を完全に取り除く「脱脂」作業を完璧に行い、最適な温度・湿度でコーティング剤を塗り込み、硬化させます。この「下地処理」の差が、耐久性の決定的な差となります。
「新車で絶対に失敗したくない」「マット塗装でムラになるのが怖い」「手入れはプロに任せて、自分は乗ることに集中したい」という方は、費用はかかっても専門店に依頼するのが確実です。
一方、「費用をとにかく抑えたい」「自分で愛車をピカピカにするのが楽しみの一つだ」という方は、DIYに挑戦する価値が十分にあります。ただし、その場合でも最初は目立たない部分で試すなど、慎重な作業が求められますよ。
ワックスや簡易スプレーとの違いは?

「コーティングって、昔からあるワックスと何が違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。これらは目的も仕組みも、そして耐久性も全く異なります。分かりやすく「お肌の手入れ」に例えてみましょう。
- ワックス(油脂系):
主成分は「ロウ(蝋)」です。塗装表面に油分の膜を張り、「艶出し」と「撥水」を主な目的とします。被膜は柔らかく、熱や雨で簡単に流れ落ちてしまいます。
例えるなら「ファンデーション(化粧)」です。見た目は美しくなりますが、保護能力は低く、耐久性は数週間〜1ヶ月程度と非常に短いです。 - 簡易スプレー(ポリマー系):
主成分は「樹脂(ポリマー)」です。スプレーして拭くだけで施工でき、ワックスよりは耐久性のある被膜(数ヶ月程度)を作ります。艶や防汚性も良好です。
例えるなら「美容液や乳液」です。手軽に肌(塗装)の調子を整えられます。 - ガラスコーティング(ガラス系):
前述の通り、硬いガラス質の被膜を化学的に形成します。目的は艶出しよりも「塗装の長期間にわたる保護」です。
例えるなら「皮膚移植」や「プロテクター(鎧)」に近い存在です。塗装面そのものを強力に守ります。
PCXの新車時に「保護」を目的とするならば、ガラスコーティングが最適です。そして、そのコーティング被膜の上の「メンテナンス(化粧直し)」として、簡易スプレー(コーティング車対応品)を使うのが、現代の最も賢い手入れ方法となっています。
PCXの日常メンテナンスと洗車方法

コーティングを施工したからといって、「もう二度と洗車しなくて良い」という魔法のアイテムではありません。むしろ、そのコーティング被膜を長持ちさせ、効果を最大限に発揮させるために、正しい日常の手入れと洗車方法が不可欠になります。特にPCXは、デリケートなマット塗装や、白化(しろボケ)しやすい未塗装樹脂パーツなど、手入れにちょっとしたコツが必要な部分も多いんです。ここでは、PCXオーナーが知っておくべきメンテナンスの基本を、分かりやすく解説していきます。
- PCXの基本的な洗車 方法
- 【最重要】マット塗装の傷と手入れ
- 未塗装樹脂パーツ(黒い部分)の白化対策
- スクリーンやメッキパーツの磨き方
- 総括:PCXの美観を保つ新車のやることリスト
PCXの基本的な洗車 方法
PCXの塗装(特に光沢系)を傷つけずに洗車するには、いくつかの重要なステップがあります。これは「いかに傷を付けないか」という観点が最も重要です。Hondaの公式サイトでも「水を使った洗車なんて怖くない! バイクの失敗しない洗い方」として基本が解説されていますが、キーポイントは「優しく、上から下へ」です。
傷を防ぐPCX洗車の5ステップ
- 車体を冷ます(必須):
走行直後の熱いエンジンやマフラーに水をかけるのは厳禁です。金属の歪みや、水滴が蒸発してシミ(ウォータースポット)の原因になります。必ず車体が手で触れるくらい冷えてから洗車を始めてください。 - たっぷりの水で埃を流す(最重要):
いきなりスポンジで擦っては絶対にいけません。これが洗車傷の最大の原因です。ボディに乗った砂やホコリは「紙ヤスリ」と同じ。まずはホースの水圧(強すぎない程度)で、車体全体の砂やホコリを徹底的に洗い流します。 - シャンプーで優しく洗う:
バケツでバイク用カーシャンプーを「これでもか」というほどよく泡立てます。たっぷりの泡を含ませた柔らかい洗車スポンジ(ボディ用と足回り用は分ける)で、「上から下へ」一方向に優しく撫でるように洗います。円を描くようにゴシゴシ擦ると傷の原因になります。泡で汚れを浮かせるイメージです。 - 泡を完全に洗い流す:
シャンプー成分が残ると、それもまたシミの原因になります。カウルの隙間やエンブレム周りなど、泡が残りやすい部分まで入念に、たっぷりの水で洗い流します。 - 水分を拭き取る(最重要):
これが洗車で最も重要と言っても過言ではありません。水道水に含まれるカルキやミネラルが、水分が蒸発する際に白いシミ(イオンデポジット)として残ってしまいます。吸水性の高いマイクロファイバークロスやセーム革を使い、水滴が一切残らないよう、優しく押さえるように拭き上げます。
洗車時の注意点
- 炎天下での洗車は避ける:
ボディが熱くなり、水滴やシャンプーがすぐに乾いてしまい、シミだらけになります。「曇りの日の風がない朝」などがベストタイミングです。 - 高圧洗浄機は慎重に:
便利ですが、水圧が強すぎるとベアリング(ホイール軸など)のグリスが飛んだり、電装系(メーター裏やスイッチ類)に水が侵入したり、ステッカーが剥がれたりする危険があります。可動部や電装系への至近距離での噴射は絶対に避けましょう。
【最重要】マット塗装の傷と手入れ

もしあなたのPCXがマットカラー(艶消し塗装)の場合、前述の基本の洗車に加えて、さらに厳格な特別ルールが適用されます。「PCX マット塗装 手入れ」は、美観維持の最重要課題であり、ここを間違えると取り返しがつきません。
何度も繰り返しますが、マット塗装の表面は「塗装が下手で艶がない」のではなく、意図的に「微細な凹凸構造」を作ることで光の反射を乱し、あの独特の艶消し感を演出しています。この繊細な凹凸を潰してしまう(=磨いてしまう)と、その部分だけテカテカの艶が出てしまい、二度と元には戻りません。
マット塗装で【絶対にやってはいけないこと】
- × コンパウンド(研磨剤)の使用:(100%艶が出ます。最悪のNG行為です)
- × ワックス、艶出し剤の使用:(凹凸に詰まってムラになったり、意図しない艶が出たりします)
- × 強く擦る(乾拭きもNG):(凹凸が潰れて艶が出ます。汚れがあっても擦ってはいけません)
- × 自動洗車機(ブラシ式):(言うまでもありませんが、塗装が破壊されます)
マット塗装のお手入れは、「擦って落とす」のではなく、「優しく汚れを浮かせて流す」ことだけを考えてください。
マット塗装の正しい手入れ方法
専門メディア(例:ウェビック マガジン)などでも推奨されている通り、以下の手順が基本です。
- 水で汚れを流す:
基本の洗車と同じですが、より入念に行い、擦る必要がない状態を目指します。 - 専用シャンプーで洗う:
必ず「マット塗装対応」のカーシャンプー(研磨剤・艶出し成分を一切含まない中性洗剤)を使います。 - 擦らずに拭き取る:
ここが正念場です。ゴシゴシ拭かず、柔らかく吸水性の高いマイクロファイバークロスを「置く」ようにして、水分を吸わせます。 - 仕上げは専用品で:
水洗いだけでは落ちない油脂汚れ(指紋など)が付いた場合や、保護被膜を作りたい場合は、必ず「マット専用」のクリーナーやコーティング剤を使用します。これらは艶を出さずに汚れを落とし、表面を保護してくれます。
指紋や皮脂が付いた場合も、乾拭きせずに専用クリーナーで優しく拭き取るのが正解です。マット塗装は「手間がかかる」のではなく、「正しい知識が必要」な塗装なのです。
未塗装樹脂パーツ(黒い部分)の白化対策
PCXの美観を語る上で、塗装面と同じくらい(あるいはそれ以上に)重要なのが、未塗装の黒い樹脂パーツです。PCXには、ステップボード(足を置く部分)、フロアトンネル、インナーカウル、リアフェンダーなどに、塗装されていない黒い樹脂(PP=ポリプロピレン素材)が多用されています。
このパーツは、新車時は黒々と引き締まっていて精悍なのですが、紫外線や雨にさらされると、数ヶ月〜数年で表面が劣化して油分が抜け、白っぽく(白化)なってしまいます。
この「白化」は、どんなに塗装面がピカピカでも、バイク全体を一気に古臭く、安っぽく見せてしまう大敵です。
樹脂パーツの白化を防ぐ「予防」と「対策」
- 1. 新車時のコーティング(最強の予防):
最も効果的な予防策です。実は、ガラスコーティング剤は塗装面だけでなく、この未塗装樹脂にも施工可能です。硬い被膜が紫外線を強力にブロックし、白化の発生を数年単位で遅らせることができます。新車時に施工する最大のメリットの一つです。 - 2. 専用の保護剤の塗布(予防・軽症):
コーティングをしていない場合は、「未塗装樹脂用」の保護剤(シリコン系やガラス系)を定期的に塗り込むことで、紫外線を防ぎ、黒さを維持できます。 - 3. 樹脂復活剤の使用(重症):
すでに白化してしまった場合は、「未塗装樹脂 復活剤」といった専用のケミカル(黒い顔料や濃いシリコンを含むもの)を塗り込むことで、黒さを取り戻すことができます。ただし、効果は数ヶ月で切れるものが多いため、定期的な施工が必要です。
塗装面だけでなく、この黒い樹脂パーツの手入れこそが、PCXの若々しさを保つ秘訣なんです。
スクリーンやメッキパーツの磨き方
PCXの高級感を演出している「光り物」の手入れも忘れてはいけません。フロントマスクを印象付ける「スクリーン」や、ハンドル周り、エンブレムなどの「メッキパーツ」です。
スクリーン(風防)
スクリーンは透明なアクリルやポリカーボネート製で、想像している5倍は傷がつきやすい、非常にデリケートなパーツです。乾いたタオルでいきなり拭くと、ホコリを引きずって一瞬で無数の傷だらけになります(通称:タオル傷)。
お手入れは、必ずたっぷりの水でホコリを流してから、柔らかいマイクロファイバークロスで優しく拭きます。虫の死骸などがこびり付いた場合は、絶対に爪でカリカリせず、濡らしたタオルをしばらく当ててふやかしてから、優しく取り除いてください。市販の専用スクリーンクリーナーや、プラスチック用の研磨剤(プレクサスなど)を使うのも非常に効果的です。
メッキパーツ
メッキパーツは輝きが命ですが、水垢が非常に残りやすい部分でもあります。洗車後は真っ先に水分を拭き取りましょう。点錆(サビ)が出てしまった場合は、初期段階であればメッキ専用のクリーナー(研磨剤の入っていないもの)で優しく磨くと輝きが戻ることがあります。研磨剤入りの金属磨き(ピカールなど)はメッキ層を剥がしてしまう危険があるため、絶対に使用しないでください。
総括:PCXの美観を保つ新車のやることリスト
最後に、「新車のPCXの納車後にやること」として、美観を保つために納車後に実行したいメンテナンスの要点を、総まとめのリストとしてご紹介します。あなたのPCXライフが輝き続けるためのチェックリストとしてご活用ください。
- PCXの美観維持は、塗装が完璧な「納車直後」が勝負
- 新車時にガラスコーティングを施工するのが、最も効果的で手間の少ない保護方法
- コーティングは紫外線や酸性雨から塗装を守る「鎧」の役割を果たす
- 汚れが固着しにくくなり、日々の洗車が水洗いだけで劇的に楽になる
- 専門店施工は高価だが、完璧な下地処理と高い耐久性が魅力
- DIY施工は安価だが、下地処理不足や施工ムラなどの失敗リスクを伴う
- ワックスは「化粧」、コーティングは「保護(鎧)」と目的が違う
- マット塗装は【絶対にコンパウンドやワックスを使わない】
- マット塗装の手入れは「擦らず」「専用品を使う」が鉄則
- PCXの基本洗車は「冷ます」→「水で流す」→「泡で洗う」→「すぐ拭く」
- 炎天下での洗車は、シミの原因になるため絶対に避ける
- 未塗装の黒い樹脂パーツは、コーティングや保護剤で「白化」を防ぐ
- 樹脂パーツの黒さが、バイク全体の若々しさや高級感を左右する
- スクリーンは非常に傷つきやすいため、乾拭きは厳禁。必ず水で流してから拭く
- 正しいメンテナンス知識を持つことが、数年後の愛車の価値(リセールバリュー)を大きく変える

